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大工作業台 改訂版

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● 概要 (2023年10月15日 記) 
 前の大工作業台は2011年に作成し、12年間使いましたが、台の表面がささくれ立ってきたため手袋をしないで作業すると指にとげが刺さることが多くなりました。
 台座はしっかりしているので表面の1X4材のみ張り替えてもよかったのですが、下のコンクリート床に比べて面積が大きく、台の周りが狭くて作業性がいまいちという問題点を感じていました。
 また、台の中間のふたを外して開口できるようにしてありましたが、ほとんど使うことがなく、むしろ強度を低下させる要因となっていました(前の改良メモ参照)。

 これらを踏まえ、改訂版を作ることにしましたが、主な改良点は以下の通りです。
 ● 面積(WxD)を900x1814oから833x1364mmに縮小(30%減)
 ● 開口部を廃止し、構造を簡素化
 ● すべてステンレスのビスを使用

 これらにより、堅牢ながら軽量になり、一人でも持てるようになりました。ただし、持って運ぶのはきついので、以前と同様に一輪車アダプターをつけて運べるようにしました。
 今回、古い作業台は分解しましたが、ビスがさびていてインパクトドライバーでかろうじて外すことができました。新しい台はステンレスビスを使っているので、表面の張替えも容易に行うことができると思います。

 以下に設計図・部品取り図および実際に行った作業を記録します。

 設計図
  久々にJW-CADを使いましたが、コマンドをほとんど忘れてしまったため、参考書を見ながら書きました。
 部品取り図
  1x4材と2x4材はいずれも3640mmのものを購入し、下図のように部品取りをすることにより、材料費の最小化を図っています。なお、2x4材は12年前に比べて5割くらい上昇しています。3角形の強化板は12o厚の合板(在庫品使用)。

●作業台の作成 2023年10月13日-14日

 作業台を作り直すことは昨年から考えていました。今年の春にJW-CADを思い出しながら設計図を作成し、8月に2x4材を仕込んでいました。実際の作業は10月になってようやく行った次第です。

まず台座の枠組みから着手。 4脚をつけて仮止め。 玄関ポーチの水平面に置いて水平、鉛直を確認しながらビス打ち。






     
初日は台座部分に防腐剤を塗って翌日へ持ち越し。 翌日、4脚の固定から作業開始 手前に天板の端合わせの板を仮止めした後、真ん中の天板を正確に取り付け






     
真ん中の天板を基準にスペーサ(ベニヤ板)を挟み左右に天板を追加 天板張り後、裏面に防腐剤を塗布 裏面乾燥後、表面に防腐剤塗布






     
旧作業台の解体開始。表面がささくれ立っている 上から順に容易に解体できた。 解体した部材は農具小屋に格納して何かに使う可能性あり






     
旧一輪車アダプタを小さく改造して使えるようにした 新作業台完成。椅子は継続使用。台の下に収納可。作業性良し




   


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