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大工作業台
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長年欲しいと思っていた大工作業台を作成しました! とはいってもこれはオリジナルではなく、「日曜大工で家を作る」サイトの「自作の作業台」をほとんどそっくりまねたものです。 違う点は、使用する部材を、脚部と天板の台座を除き、2x4ではなく1x4にしたことです。また、天板の切欠き部は電動のこぎりで切るための溝ですが、普段は1x4材でふたをすることができるようにしました。強度的にはこれで十分ですし、脇にコンロを置いてバーベキューを楽しむこともできます。
また、通常は屋外に置きっぱなしですが、冬の間は農具小屋にしまうため、移動用のはめ込み式一輪車を作りました。
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● 設計図 |
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軽量化を図るために台座と脚部を除いては1x4材を使っています。天板の切欠き部は通常は1x4材で作ったふたをはめてあります。
このふたを外すと上下が貫通するので、電動のこやジグソーでカットしたり、電動ドリルで穴開けを行うことができます。この溝に1x4材や2x4材を挟んでスライドできるので、89o幅を半分にカットすることが簡単にできます。
また、天板が薄いので加工する部材をクランプで固定して加工することもできます。例えば下図の椅子の脚は2x4材を作業台の溝にクランプで固定して縦に斜めにカットして作りました。
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作業台

椅子

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● 製作過程&完成後 |

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上: 脚部を組み立て、防腐剤を塗ったところ。
乾燥後天板を張り付けました。
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中: 完成して作業場に置いたところ。 天板中央の溝部に1x4材のふたがしてあります。 |

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下: 友人と日本海の海の幸と自作の野菜でバーベキューを楽しんでいるところです。(写真はHN本人です。) |
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● その後の改良 |
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上: 冬は作業をしないので農具小屋に退避します。一人では運べないので、取り外し可能なキャスターを作りました。
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下: 脚部にはめ込むだけで1輪車になります。 反対側を持ち上げて押せば一人で楽に移動できます。 (車輪はホームセンターで1000円弱で購入できます。) |

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改良メモ(2012年12月15日 記、恒久対策は未実施):
2年近く使用した結果、以下の点を改良する必要があると考えています。
類似の作業台を作る場合は参考にしてください。
●現状問題点: 天板の溝を使って長い木材をカットする際、電動ノコを載せると作業台の中央がわずかに下にたわみます。このため、2x4材(厚さ38o)程度以上の厚さの木材をカットすると、切断終了間際に木材自体が下にたわみ、電動ノコの刃を挟んでしまいます。その結果として刃に大きな負荷がかかりバックラッシュを起こして危険です。
●暫定対策: 厚めの木材を溝でカットするときは、木材の下に薄い板を挟んで木材の中央が下にたわまないようにして作業します。
●恒久対策: 作業台の溝の高さが両端の高さよりも下にたわまないように足を2本追加します。
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