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(1)南庭の高木剪定 (2014年5月13日〜16日)
南庭の端の高木(杉x4、月桂樹x1、松x1)は書斎小屋の窓から見ると庭木全体の頂部の外形線を描いており、ほおっておくと枝が突出して見苦しくなるだけでなく、南側の市道にはみ出て通行の邪魔にもなります。したがって、3年に一度くらいは剪定をして整える必要があります。 |

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実は私がこれらの高木を剪定するのは2回目で、2011年11月に最初に行いました。
脚立の向こう側にあるのは杉の木で(高いのと低いの2本が重なって見えます)、非常に高くなって手におえない状態になりかけていました。
脚立はホームセンターで売っている最長の3.6m高のものです。このてっぺん近くに足をかけても木の頂部には手が届かず素人剪定は無理なので、今後のことを考え、思い切って幹をチェーンソーで切断しました。この作業はかなり危険が伴い、切断した木が横に倒れるように縄をかけて行いました。
また、切断した部分はかなり大きく、最後に倒して引き下ろす作業は隣家の人に助けてもらいました。隣家の人はこの脚立の上面に腰かけて楽々作業していました。私はヘルメットをかぶっていましたが、上面に座ることはできません(使用上の注意には危険なためこのような使い方は禁止しています)。
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これが3年半前(2011年11月)の剪定の結果です。幹をバッサリ切った後がもろに見えています。2本並んだ右の方は切断の仕方がまずかった(反対側に切れ目を入れてから切らなかった)ため、幹が割れて芯が見えています。
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2014年5月13日の剪定前の状態です。
3年半経つと枝が伸びて横幅が広くなり、頭頂部には徒長枝が伸びて見苦しくなっています。
中央に杉2本(重なって見える)、その右も杉で左は月桂樹です。
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5月14日にまず剪定バリカンと剪定鋏(ハサミ)を使い、脚立で可能な高さまで登って周りの部分を剪定しました。
私には3.6mの脚立を使ってもこれが限界です。無理をして落下して怪我でもしたら元も子もないので。
残りはプロに依頼するしかないかとも考えましたが、ネットで調べたら高木剪定用チェーンソーという商品が17,700円で買えることがわかり、夕方Amazonで注文しました。
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翌々日(5月16日)の午前にに高木剪定用チェーンソーが届いたのでさっそく高木の頭頂部を剪定しました。
チェーンソーなので太い枝(最大15cm径まで可能)の方が切りやすいのですが、細い枝も何とか適当にカットして一応すっきりしました。
高所恐怖の私でも脚立の途中に足をかけ、2m長の高木剪定用チェーンソーを使うことで、安全に剪定できました。
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これが3年半前から使っていた道具です。
手前: のこぎり、剪定ばさみ、刈込ハサミ
中: 剪定バリカン、チェーンソー
奥: グリップ式剪定鋏(のこぎり付)
今回は主に剪定バリカンと剪定ばさみを使いました。
なお、グリップ式剪定鋏は手入れが悪く切れ味が悪いため剪定にはあまり使っていません。柿の実をとるときに、切った枝を挟んで持つことができるので柿に傷をつけずにとることができます。
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今回購入した強力な武器、高木剪定用チェーンソー(Black&Decker 18Vリチウム電池 高枝ポールチェンソー GPC1820L、17,700円)です。
通常はチェーンソー部とバッテリー部を結合して約2m長にして使います。これだと脚立に載った状態でも操作することができます。
延長用アームをつけると約3m長になりますが、この場合は重くてバランスを取りにくいので脚立に載っての操作は難しいです。脚立を使わないで枝を切るのには便利です。バッテリーの持ちも結構長く、今回の高木剪定では途中の昼食休憩時に1回充電するだけで済みました。
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チェーンソーの部分です。下側の突起を木や枝に押し付けて切るのですが、木や枝がこの突起とチェンの間に挟まって驚くほどの切れ味です。
チェーンのテンション調整も簡単にできました。
なお、防護用メガネ、潤滑油、バッテリ充電器、キャリングケースも付属しています。
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上記の他にも同じ日に剪定を行いました。
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BEFORE
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右端の木は上記の月桂樹で、その左は杉、さらにその左は松です(手前の薄緑の木は無視)。
左の写真は、杉は頭頂部を残して剪定済、松は2年前から放置してある状態です。
右写真は剪定後の姿です。杉は頂部を高木剪定用チェーンソーでカットし、松は高木剪定用チェーンソーで枝を1/3ほど間引いた後です。
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AFTER
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BEFORE
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左右の写真は敷地の入り口にある松の剪定前後です。これも高木剪定用チェーンソーで枝を適当に間引きました。
松の剪定は本来は春にミドリ摘み、晩秋に古葉のもみあげを行って樹形を保つのが本道ですがこれには非常に手間(金)がかかるので、今回は成長した後にバッサリ不要な枝を切り落とす方法をとりました。
今後は時間と相談して、本来の剪定方法を身に着けていきたいと思います。
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AFTER
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剪定作業はまだ終わりではありません。カットした枝や葉の処分が残っています。
私の場合は、最近は市のクリーンセンターに持ち込んで処分してもらっています。
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剪定枝はカットした後長いものは剪定ばさみでさらに短くカットし、60x90p大の分別袋に詰め込みます。
今回の剪定では18袋分の剪定枝が出ました。とりあえず農具小屋にまとめておきます。
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剪定枝は市のクリーンセンターに持ち込みますが、週の後半に行くとコンテナが満杯状態になっている可能性が高いので、週の初めに持ち込むようにします。
写真は18袋を軽自動車(ムーブ)の荷台に詰め込んだ状態です。何とか一回で済みました。(2014年5月20日火曜日)
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クリーンセンターは別荘から車で10分弱のところにあります。最初に窓口で住所氏名を記帳してからコンテナの近くに車を移動します。
ここで袋を下してコンテナに中身(剪定枝)を投入します。
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写真は18袋全部を投入し終わったところです。右は空き袋です。
今回は奥の方に投入しましたが、投入前は底が見えていたのがコンテナの上端近くまで積もっています。
この剪定枝は最終的には堆肥にして農家に還元しているようです。(詳細は不明です)
今年に入ってから、この持ち込みがすでに4回目です。春と秋を合わせると年10回くらいはクリーンセンターに通っていると思います。
以前は落葉など腐食しやすいものは休耕田に積んで堆肥にしていましたが、畑を作るのも面倒になったので、最近はすべてクリーンセンターに持ち込んでいます。
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