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エアコン取付

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● 概要
 この工程では業者によるエアコンの取付を行います。

 洋室10畳とトイレ・流し台の2畳、計12畳は実質的に一部屋ですので、メーカーの言い分では冷房には12畳に対応するエアコンが必要とされるわけですが、実際に必要とされる冷房能力は断熱性能、気密性能に大きく依存します。
 書斎小屋は窓の面積を極力減らし、断熱材・気密シートの施工を丁寧に行い、壁通気・棟換気による小屋裏熱の放散などの対策を行っていますので、10畳用のエアコンを採用することにします。
 暖房は基本的にはコストパフォーマンスの高い石油ファンヒータを使う予定です。もっとも、冬季は関東に退避するので滞在日数は少ないですが。

 エアコンの設置は冷媒の扱いに技術と道具が必要なので、業者に依頼することにします。
 DIYで行うのは、屋外に設置する室外機の土台作りと、エアコンダクトを通す壁の穴あけです。

(1)室外機の土台
 ・ 母屋の時と同様、石を敷いた上に古い柱材で土台を作ります。
 ・ 時間に余裕ができたら、屋根と囲いを作ります。

(2)壁の穴あけ
 ・ 実際には穴あけも業者に任せました。



● 作業の実施状況
(1)エアコン設置台作成 (2012年09月16日)
 エアコンの設置は来夏でもよいのですが、シーズンオフで安く上がるようであれば今年付けたいと思います。
 そこでとりあえず、設置台を作りました。
 洋室の北側に、旧母屋で使っていた石を2つ並べ、その上に柱材をカットした台を置きます。寸法は母屋の室外機とほぼ同じ想定で決めました。





(2)エアコン取付 (2012年09月19日)
 昨日母がなじみにしていた電気屋に来てもらい、エアコンの見積もりをしてもらいました。冷房にしか使わなければ高いモデルは必要ないということで、10畳用ベースモデルの安いものを提案してくれました。三菱製が81.300円、東芝製が85.800円ということだったので、予算90.000円に納まる東芝製を依頼しました。
 ところが2時間後に電話がかかってきて、正式な見積書を作ってみたら合計が95,800円で、現地で暗算した値が1万円間違っていたとのこと。すでにエアコンは仕入れてしまったので、90,000円で了解してほしいということで、OKとしました。見積もりが90,000円を超えるようならコジマのネット通販でやろうと思っていましたので、妥当な落としどころだったと思います。

 今日は朝9時半に夫婦で来て工事着手。左写真はエアコンの取り付け台を壁に取り付けているところ。ビスが柱に当たるよう位置決めをしました。窓の上は幅が狭すぎるということで、右にずらしました。



 次に、配管用の穴あけです。外側に下りこう配を取ってホールソーで穴をあけます。奥さんはボール紙の皿で切りくずを受けています。
 石膏ボード、構造用合板、断熱材を貫通するごとにホールソーを外して中に入り込んだ石膏ボード、構造用合板、断熱材を外しながら先に進みました。
 あまり切れ味がよくないのは、今まで研磨を依頼していた職人がいなくなったためとのことでした。





 穴あけの次は、エアコン本体の準備作業で電線の接続、パイプ先端への金具取付などを行っていました。

 なお、当初電源は200Vを使う予定でしたが、安いモデルは100V対応しかないということで、昨夕、電気屋さんが帰った後、急遽分電盤とコンセントを100Vに変えておきました。





 この本体を壁に取り付けて屋内作業は完了です。



 屋外作業は、電線とパイプを保護するダクトを垂直に取り付けた後、冷媒を通すパイプを接続しています。パイプの端はテーパ―を付けて接触面積を広げた後、両側をレンチで挟んで強い力でねじ込んでいました。





 下側はパイプの長さが最短になるように室外機を置く位置を修正した後、パイプの端を上端と同様に加工して室外機に緊結しました。

 作業をずっと見させてもらいましたが、パイプカッターや、パイプの端部の研磨ツールなど専用工具が必要なので、素人には手が出ないように思います。ネットでDIYで設置した例を見た覚えがありますが、こういったツールはどうしているんでしょうか?

 雲行きが怪しい中、何とか無事作業を終わりました。途中でパラパラ降ったときはちょうどパイプを結合しているときでしたが、雨がかからないよう奥さんに傘をさすよう指示していました。パイプの結合部が濡れるとガス漏れの原因になるようで、極端に警戒していました。

 


 お昼前に取付完了し試運転した結果問題なし。これで快適な環境が確保できました。

 書斎小屋の建築工程は玄関ポーチを除けばほぼ完了。
いろいろありましたが、何とか住める状態までこぎつけました。





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