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流し台取付

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● 概要
 この工程では流し台の取付を行います。
 作業内容はトイレ取付と同様、自分で行う範囲は業者と調整する必要がありますが、以下を考えています。
 ・ 基礎に配管用の穴をあける。
 ・ 水道管を引き込むための壁のふかし工事
 ・ 排水管を通すための床の穴あけ工事
 ・ 流し台および水栓の設置(と給排水管の接続)

(1)使用する流し台
 価格優先でネット通販品を探した結果、下表の製品を選びました。
 洗面化粧台ではなく、流し台にした理由は、コストが低い、電気ポットに注水しやすいという2点です。
写真 商品 サイズ 価格
左上図 おてがるキッチン 間口600×奥行き460×高さ800 19,900円

(2)給水管の設置
 ・ 流し台の背面にふかし壁(厚さ90o、高さ1100o)を作ります。
 ・ 給水管を床面から立ち上げ、ふかし壁の92p高位置で混合水栓に接続します。
 ・ 将来小型の電気温水器を流し台の内側に増設できるように、給水管の分岐入力、
   給湯管の出力が可能な配管をしておきます。

(3)排水管の設置
 ・ ふかし壁から168oの所に排水管を通します。


● 必要部材 (実績の詳細は「建築コスト」参照)
No. 項目 区分 機器・材料 数量 単位 備考
1 流し 流し台 おてがるキッチン 間口600×奥行き460×高さ800 1 セット  
2   〃 水栓 混合水栓 1 セット  
3   〃 ふかし壁 角材 - - 在庫品充当
4   〃 穴あけ 自在錐  1 セット 購入済



● 作業の実施状況
(1)水栓取付 (2012年09月14日)
 フローリングの仕上げとして幅木を取り付ける工程に入っていましたが、流しの幅木を取り付けるにはふかし壁を張っておく必要があり、そのためには水栓を取り付けておく必要があります。
 水栓は2か月くらい前に格安品を購入済でしたが、これを機にようやく取り付けることにしました。
 業者が取り付けておいたパイプにそのまま水栓を取り付けられると思っていたのですが、このパイプは単に水道を止めるためのふたにすぎませんでした。
 業者に聞いたらジョイントが必要ですとのこと。車で5分のホームセンターで探したところ、ちょうど良い長さのジョイントが見つかりませんでした。そこで車で10分の大型ホームセンターで再度探索。ここでちょうど良いと思って買って帰ったジョイントを現物に当ててみたら1p長すぎ。再度行って返品して短いものに換えてもらいました。
 これで右写真のように接続してみたのですが、今度は水漏れ発生。また業者に電話して聞いたら、白いテープを巻いてからねじを締めないと漏れますとのこと。このシーリング用のテープを買いに行く気力もなくなったので、明日、業者に取り付けてもらうことにしました。



 右はジョイント部品をばらして元に戻した状態です。
水道管とは両端オスネジのパイプ(上に置いてあるもの)を、水栓とのつなぎ目は両端メスネジのジョイントをパッキンを挟んでつなぎます。
 両端オスネジのパイプは色々な長さのものがあり、これで長さを調節します。

 水栓の取り付けは失敗し、だいぶ無駄な時間を費やしましたが、3回もホームセンターに行ったので水道関連の部品の知識を少し深めることができました。

 






(2)水栓取付(続き) (2012年09月15日)
 朝9時過ぎに業者に来てもらいました。
 業者はまず、給水管とふかし壁との距離を測り(約7p)、これをどの長さのジョイントの組み合わせでつなぐかを判断していました。
  右の蛇口に取り付けられたのが一つ目のジョイントで、約3pです。
ジョイントの取り付けは、ネジに青いシーリング剤(液体)を塗った後、白い防水用のテープを10回近く巻きつけてから専用工具でねじ込みました。



 作業員が2つ目のジョイント部品に白い防水用テープを巻いているところ。
 下に置いてある私が昨日買ってきたジョイント部品(約2000円弱)は完全無視。やはり専門知識を理解してから作業しないと無駄が発生しますね。





 ふかし壁と防水用のアクリルパネルを挟んで混合水栓を取り付けたところです。
 混合水栓は左側が温水用で、将来電気温水器を追加した時の予備です。
混合水栓を付けたことによりふかし壁は固定されましたが、一応、上の3ヶ所をビス止めしています。アクリルパネルは柔らかいので手前に引いてビスを打った後は、元に戻ってビスを隠します。
 このようにふかし壁は将来何かあった時のためにばらしやすい構造にしておきました。下端はふかし壁の下地とフローリングの間に挟んであるだけです。



 水栓の取り付けが終わった後、幅木、ふかし壁の天板、鏡、床下点検口の取り付けを行いました。
 ふかし壁の天板は化粧板を置いてあるだけです。

 後は流し台を待つだけです。



(3)流し台入荷 (2012年09月17日)
 流し台が入荷しました。受け取ったらその軽さに驚きました。お手軽キッチンの名称は軽いから?と思うほどです。
 床の配管は将来電気温水器を設置できるように真ん中より右寄りに出していますが、商品の底板の穴は中央についています。
 事前に穴をあけてもよいのですが、プロの技を見るために業者に任せることにします。





(4)流し台取付 (2012年09月18日)
 流し台の取り付けは至って簡単な作業で、流し台を所定の位置に置き、シンクの出口から出ているパイプを床下から出ている排水管に差し込むだけでした。作業者(元大工さん)が多忙で、時間が掛けられないため、約10分で据え付けていきました。
 穴の位置がずれていて心配でしたが、流し台の底板は床から約10p高いのでパイプを曲げてなんとか通すことができたようです。しかしパイプが無理に曲げられているのは気分的に良くないので、こんなことなら私が穴をあけておくべきでした。

 据え付けたといっても置いてあるだけで、底面の平面度が出ていないのか少しがたつきます。重量が軽いのでちょっと力を加えると動いて安定しません。

 流し台の右側のスペースは棚を作って入れる予定なので、その時に一緒に対策します。
 とりあえず流しとして使える状態になったのでこの工程は完了とします。。

(5)棚の設置 (2014年04月12日)
 棚は手作りする予定でしたが、ネットで見つけた文庫本用の本棚(2,302円)が奥行き17pでぴったりなのでこれを購入することにしました。
 そのまま置くと棚の高さが中途半端なので、台を作って調節しました。
下の3段は中が見にくいですが、棚全体を手前に引き出せるので普段あまり使わないものを収納することができます。







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