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天井張り

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● 概要
 室内工事は上から下に、つまり、天井張り、壁張り、フローリングの順に行うことにします。この方が壁や床を傷めにくいと思われるからです。また、壁より天井を先にする方が断熱上は良いという記事も見かけました(上昇する隙間風が少ない、断熱材が天井全体をカバーするから?)。
 天井張りの工程では天井器具の取付穴加工、断熱材の充填、天井への石膏ボード張りを行います。

(1)天井高
 ・ できれば2.7mにしたいところですが、コストと作業性を考えて標準の
   2.4mにします。

(2)作業手順
 ・ 梁に吊り木を910oピッチで取り付けます。
   梁の間隔が1820oの所は梁間に角材を渡し、そこに吊り木を取り付けます。
 ・ 野縁受を吊り木にビス止めします(南北方向)。
   この際、中央部を1,2p程高くします。
 ・ 野縁を野縁受けに303oピッチでビス止めします(東西方向)。
 ・ 断熱材を野縁受けに沿って(南北方向に)敷き詰めます。
 ・ 9.5o厚の石膏ボードを野縁にビス止めします。
   (ボンドで接着するのを推奨する人もいますが、実際には使いません
    でした。)

   クロスを張ったときに線が出ないようにするため、千鳥配列にします。 
   (実際には作業を楽にするために平行配列にしました。)
   天井灯、換気扇、点検口の開口部はあらかじめ加工してから取り付けます。

 天井張りに際して、下記の開口部は穴加工をしてから貼り付けます。
場所 開口部
洋室 天井灯x1
玄関 天井灯x1
クロゼット 天井灯x1、屋根裏点検口x1
トイレ 天井灯x1、換気扇x1
流し 屋根裏点検口x1

● 作業用図面
 下記に施工順に必要な図を示します。
 野縁のピッチは455o→303oに修正しました。(2012年2月29日、455oだと時間経過後天井がたわんでくることがあるという記事を見ました。)
 天井点検口は天井裏から穴にふたを落とし込む形に作ります。

吊り木&野縁受け

注:実際の作業では壁際の吊り木は省略しました(壁に直接ビス止めしました)。


野縁

注: 実際の作業では、流し天井の点検口は省略しました(天井に通路があるため)。

天井板

注: 実際の作業では、流し天井の点検口は省略しました(天井に通路があるため)。
また天井板の千鳥配列はやめました(作業簡略化のため)。         



● 必要部材 (実績の詳細は「建築コスト」参照)
No. 項目 区分 機器・材料 数量 単位 備考
1 天井組 吊り木   角材 赤松 35x35x4000o 5 200ox44、680ox8、1040ox4
2  〃 野縁受け 角材 赤松 35x35x4000o 11 3535ox10、1715ox6、950ox1
3  〃 野縁 角材 赤松 35x35x4000o 26  
4 断熱 断熱材 グラスウール16K 100o 10 安価なものを選択
5 天井 天井板 石膏ボード 9.5x910x1820 16  
6  〃  〃 石膏ボードカッター 1 セット  
7  〃  〃 ビス 28o 野縁上450oピッチ  336 21本/枚
8 点検口 開口部785x490o 野縁材+合板 1 在庫充当
         その他、コースレッドは在庫品を充当します。

● 作業の実施状況
(1)野縁張り開始 (2012年08月11日)
 5日ぶりに作業を再開します。
外回りが完成したので、今後は内装をゆっくりやる予定です。
 天井→壁→床の順にやる予定で、まずは天井張りです。
 野縁材は、一部を4月にホームセンターから(35x35x4000o)、残りを6月に材木屋から(36x36x4000o)購入しました。ホームセンターから購入したのは軒下工事などに使うためでしたが、余ったので、吊り木や野縁受けに使います。
 右写真は、作業台で野縁材をカットしているところです。



 壁際の野縁受け(南北方向)と野縁(東西方向)は直接壁と柱にビス止めしました。
 野縁底面の高さは、フローリング厚(12o)+天井高(2.4m)+石膏ボード厚(9.5o)+α(4.5o)、計2426o)に設定しています。
 この長さの定規を野縁材で作り、これに合わせてまず壁に野縁をビス止めし、次に野縁受けを柱にビス止めしました。





(2)野縁張り2(継続) (2012年08月12日)
 野縁受けを半間(910o)間隔で南北に取り付けます(壁際の野縁に載せ、ビス止めしました)。
 その後、野縁受けの底面の高さに水糸を洋室の対角線と南北中央の柱間に張りました。
 この水糸を基準にして、天井の中央が周囲より約10o高くなるように野縁受けを吊り木で固定(ビス止め)しました。



 この野縁受けに合わせて、303o間隔で野縁を取り付けました。
 柱でさえぎられる位置を除いて、野縁は玄関/クロゼット⇔洋室、洋室⇔流し/トイレを貫通して取り付けました。つまり、2本の野縁材をつないでで東西の天井をカバーします。

 クロゼットの野縁張りは明日に持ち越しになりました。



(3)野縁張り3(継続)&天井点検口 (2012年08月16日)
 天井点検口はクロゼットの入り口の天井のみにつけることにしました。当初流しの天井にもつける予定でしたが、屋根裏を移動できるように板を渡したので省略しました。
 点検口は野縁のメッシュ2つ分の開口部に天井裏から落とし込んではめる構造にします。そのための枠を野縁材で作りました。



 点検口を野縁の開口部にはめた状態です。
 断熱欠損ができないようにふたと開口部の境界は野縁材でふさがるようにしてあります。







(4)天井張り (2012年08月17日)
 6月初めの棟上げで大工さんに支援してもらった時に、最後の余った時間に作ってくれた奇妙な治具が残っていました。用途を聞き漏らして時が経過しましたが、どうも石膏ボードを加工するための室内用の「ウマ」のようです。

(他にも使い道があるのかもしれませんが、加工は原則として屋外の作業台で行うので、全く使っていませんでした。)



 石膏ボードを載せてカットしているところです。
 石膏ボード用のカッターで簡単に切ることができます。下に切りくずが落ちますが、飛散することはないので、室内で加工しても問題ありません。



 いよいよ天井張りです。いろいろ試行した結果、以下の方法で張ることにしました。
@南北の壁に角材(野縁材)をビス止めしておき、石膏ボードの端を載せる。
A他方の端を脚立に載せる
(脚立には石膏ボードに傷をつけないように板をテープで張っておきます)。



B脚立に載せた側の端を「コ」の字型の角材で野縁に引掛ける。
C野縁材で作った四角形の枠で石膏ボードの中央部のたるみを抑える。
D取付位置を確認して石膏ボードをビスで野縁に固定する。

 反対側に石膏ボードを張る時はBは適用できませんが、Cだけでも問題なく作業できます。
 なお、作業を楽にするため、千鳥配列はやめました。



 石膏ボードを1枚張った後、断熱材を入れなければと思い購入済のグラスウールの断熱材の梱包をカットすると…



 軽自動車で運んだ5坪分の断熱材1パックが見る間に大膨張。
 石膏ボードを張ってからだと充填しにくいのと、作業の邪魔になるので全部天井に載せてしまうことにしました。



 天井の断熱材としては一番廉価な100o厚のグラスウールを選びました。効果のほどはわかりませんが、その気になれば天井点検口から追加することは可能です。
 小屋は8坪でこの断熱材は5坪単位で売っていますので、10坪分使うことになります。2坪余分にあるので、これは部屋の境界の壁に暖気や寒気が入り込まないように使います。



 洋室天井の露出型ローゼットの取付状態です。
これは野縁に2本のビスで固定し、野縁の脇の石膏ボードに9o径の穴をあけるだけで簡単に取り付けられます。



 こちらも洋室天井のローゼット取付ですが、埋め込み型を購入してしまったために面倒な作業が必要になりました。
 ローゼットの配線用の穴が壁面より内側にあるため、左写真のように、取付用の下地を野縁に付ける必要があります。



 石膏ボードには埋め込み型ローゼットの裏部分を埋め込むための穴をあける必要があります。
 経験としてはためになりましたが、全部露出型ローゼットの方が楽でした。
 ホームセンターで在庫処分品を安く買えたと思っていたのですが、取付の手間まで頭が回りませんでした。(在庫として残っていたということはあまり使われていないからでしょうか?)。
埋め込み型は4個購入したので、同様な作業をあと3ヶ所する必要があります。

 なお、露出型ローゼット1個は、電気工事士試験受験用の練習キットに含まれていたものを使いました。



(5)天井張り(続き) (2012年08月17日)
 埋め込み型ローゼットを取り付けます。
 まず、取付金具を下地の野縁にビス止めします。



 電線をローゼットに接続した後、取付金具にローゼットをねじ止めします。
 壁紙を張る時は一旦外しますが(必要ないかな?)、とりあえず取付完了です。

(後記: 実際の作業ではやはりローゼットを外してから壁紙を張りました。外さないと壁紙をまっすぐ平らに貼りにくいからです。



 同様にトイレの天井張りと埋め込みローゼットの取付を行いました。
 石膏ボードは1枚のままではドアの枠が邪魔になって中に入れられないので、半分にカットして取り付けました。



 流しの天井はドアがないので石膏ボード1枚のまま取り付けました。形を合わせるのと、狭い天井に持ち上げるのに苦労しましたが何とかなりました。
 この天井は洋室と続ける形になります。



 6割方の天井張りが終わったので、天井点検口から天井裏に入り、断熱材の隙間がないかチェックしました。
 隙間があると光が漏れてくるのですぐにわかります。部屋の仕切り壁の上が開いていたので、断熱材を詰め込み対策しました。
 天井裏は通路用の板の上を幼児がハイハイする姿勢で移動しました。かなり窮屈ですが、私の体重にも耐え点検の用途に使えることを確認しました。
 しかし、真夏の猛暑で天井裏はさらに暑い。この中で熱中症にでもなったら一巻の終わりなので、早々に退散しました。
 右の写真は、奥(東側の流しの上)から玄関方向を見たものです。玄関とクロゼットにはまだ断熱材を入れてないので明るくなっています。



 その後、玄関とクロゼットの天井にも断熱材を入れて本日の作業終了。
 点検口のふたには石膏ボードを張ったのち、断熱材を取り付けます。







(6)天井張り(続き) (2012年08月18日)
 洋室の端とクロゼットの天井張りをしました。
クロゼットの天井点検口の開口部とローゼット部をくりぬいた石膏ボードを張りました。点検口の周りは幅が狭いので、ボンドでの接着とビス止めを併用しました。

 点検口にはくりぬいてできた四角い石膏ボードを張ってみましたが、周囲が崩れやすいので取り外しました。後日、合板を張ることにします。



 最後に玄関の天井(壁の向こう側)張り。すっかり慣れたので、石膏ボードのカット、天井への張り付け、ローゼットの取り付けと手慣れたもの。
これで天井張り工程を終わります。

(7)天井点検口 (2012年08月23日)
 天井点検口のふたに合板を張ることにしました。
 点検口を合板の上に載せて外形を線引きして切り出しました。それを点検口にビス止めしたところです。
 その後、実際に天井にはめて嵌合状態を確認し、かんなで削って修正しました。



 点検口を野縁の開口部にはめた状態です。
 周囲は石膏ボードですが、ここだけ合板です。
ほとんど隙間がないので、上から落とし込むときに途中で引っかかるので、引っ張るために頭を出したビスが打ってあります(暫定対策です)。
 
 壁紙を張った後、取っ手をつけて体裁を整える予定です。

 なお、点検口のふたには断熱材としてグラスウールではなく、スタイロフォームをカットして貼り付けます。





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