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屋外給排水管工事

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● 概要
 本工程はすべて業者任せでやります。

 雨水の排水は雨水枡経由で排水升に合流させてもらうことを考えていましたが、雨水は排水管に流してはならないことを後で知りました。
 家の裏(北)に農業用の水路があるので、そこまでパイプを(地中に)延長して排水する方法を考えることにしました。



● 作業用図面
 下図は見積もりに添付されていた図面に、実際の配管経路を手書きしたものです。
書斎小屋と物置(農具小屋)は位置関係を示すだけで大きさは概略です。





● 作業の実施状況
(1)排水管の敷設 (2012年06月06日)
 この業者は事前連絡なく突然工事をする習性のようで、大工さんの要請で屋根下地工事に必要な釘打ち機用の釘を購入して帰ってきたらバックホーを使った配水管敷設工事が始まっていました。
 農具小屋の脇に公共枡があり、そこからトイレまで排水升3つを経由してパイプを敷設します。右の写真は工事を始めた直後の様子で、公共枡のすぐ近くに排水升を設置する穴を掘っています。



 トイレの北まで掘り進んできたところ、地中に大きなコンクリート片が見つかり、このバックホーで掘りだせないサイズであることがわかりました。コンクリートをはつり小さくして掘ろうとしましたが、手持ちのハツリ道具では手におえないためこの日の工事は1,2時間で中止しました。翌日もっと強力なハツリ道具を持って出直すとのことでした。

 このコンクリート片の出た場所は、旧母屋の台所とその外側の水場(コンクリート敷き)があったところなのですが、解体業者が穴を掘って埋めたようです。私が根切り工事をした時もコンクリート片がごろごろ出てきましたが、これほど大きなものは初めてです。







(2)排水管および水道管敷設 (2012年06月07日)
 昨日の工事の続きです。
手前は大きなコンクリートブロックを少しずつはつっているところ、その向こうは排水管の出口までの穴を掘っているところです。



 20分ほどでコンクリートブロックの部分に穴が開きました。
コンクリートの中に穴を掘った状態で、両側のコンクリートは残ったままです。

 このコンクリートブロックが私の根切り作業中に出てきていたら大トラブルになっているところでした。これまでの工事で、母屋の解体業者を何度恨めしく思ったことか!もう二度と付き合いたくありません。





 ようやく排水管が排水枡(ます)の所まで延長できました。



 その後、排水枡を設置し、基礎にあけた穴の下までパイプを伸ばします。
それぞれのパイプは勾配を確認しながら設置し、固定するためにすぐに埋め戻します。
 この作業で使っている水平器は、大工用のものとは違い、勾配が設定しやすいように泡の移動する幅が広く、細かい目盛がついていました。



 屋内の出口に付けたパイプと結合して排水管の屋外工事は終わりです。
 この基礎出口→第1排水升の間および第3排水升→公共枡の間(全体の両端の短い区間)は急こう配で、第1排水升→第2排水升、第2排水升→第3排水升(それぞれ直線パイプで結合)の勾配は緩やか(2.0/100)です。



 その後、水道管も途中から排水管と同じ経路で基礎に配管しました。
水道管は20p位の深さしかありません。





 10時の休憩です。この日は暑かったので、家の中と陰で休みました。
工事の進捗が順調だったので、30分くらいいろいろな話をしました。
 大工さんと給排水工事の担当者は面識があったようで、大工さんは自宅の水回りの改修を格安で(個人的に)やってくれないか打診していたようです。



 朝8時半ころ始めて、屋内配管も含めて11時半ころにすべて終了しました。途中30分くらい休憩しています。昨日の工事と合わせても5時間弱です。
 最大5人が働いていましたが、それにしても工事期間の短さに驚きました。
 費用を事前に交渉しておいてよかったです。それでも結構高い気はしますが。

 給排水管工事の見積もりは経路の長さ、深さ、枡の数、パイプの種類などにより機械的に計算されていますが、受注量が多ければ結構おいしい仕事だなと大工さんと話しました。





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