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躯体のプレカット
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● 概要 |
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家の躯体はプレカットした部材として購入します。2011年の見積もりには以下の部材が含まれていました。
・ 土台、柱、小屋梁、母屋、小屋束、土台火打、小屋火打、垂木、
破風板、淀、登り淀、間柱、 貫、胴縁、野縁、根太、根太掛け、野地板、下地ボード、床板 ・ 外壁用パネル(断熱材付き)、内壁用パネル(断熱材無し) 外壁用パネルは、この材木店特有の製品で、在来工法で建てた土台と柱と桁・梁で囲まれる枠内にちょうどはまるサイズのパネルです。ツーバイフォーのパネルと同じようなものを壁にはめ込み、内側から釘で止める工法をとります。これにより、工数がかなり削減できそうです。棟上げは大工さんの支援を依頼しますが、工期短縮によるトータルコストの低減を期待しています。 床や屋根も同様なパネルがありますが、コストが高いので採用しません。 アンカーボルトの位置はプレカットに依存しますので、基礎工事の前にプレカットの設計は終わっている必要があります。
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● 必要部材 (実績の詳細は「建築コスト」参照) |
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No. |
項目 |
区分 |
機器・材料 |
数量 |
単位 |
備考 |
1 |
躯体 |
躯体材 |
躯体用木材+プレカット一式 |
1 |
式 |
緊結用金物含む | | 躯体用木材の内訳は、土台、大引き、柱、梁・桁、母屋… |
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● 作業の実施状況 |
(1)プレカット 第1弾(軸組材)入荷 (2012年06月04日)
足場の架設が早めに終わったので、材木屋に翌朝の配達時刻を確認したところ、10時ころとの返事。
大工さんは朝8時に来る予定なので、今日中に軸組部分だけでも納入してくれるように依頼したところ、1時間で到着。
家の南に用意した台(古い柱材)の上に作業の逆順に木材をクレーンで運びます。リモコンでクレーン操作するので、運搬員は一人で十分。
(クレーン付きトラックとは知らなかったので、一人で来たのを見たときは手伝わされるのかなと一瞬不安がよぎりました。)
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土台、管柱、小屋、火打ち、といった区分ごとにまとめてある木材のブロックをクレーンで積み上げます。
翌日は朝8時から建て方を始めます。基礎にいちばん近い上のブロックが土台、その下が管柱、奥(隠れて見えない)に束、火打ち、右には小屋、と使う順に取り出せます。
壁パネル、垂木や屋根下地板などは明日配達される予定です。 |
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(2)プレカット 第2弾(壁パネル/羽柄材)入荷 (2012年06月05日)
大工さんの意向で壁パネルの組込みを軸組と同時にやることになり、壁パネルを急きょ(朝10時前に)納入してもらいました。全部同じパネルで、構造用合板と角材で組んだ枠に断熱材がはめ込まれています。
窓の上下の壁パネルは後日配達の予定です。
その後、仮床を張るために根太も急ぎ(10時過ぎ)納入を依頼しましたが、それと一緒に他の羽柄材(タルキ、間柱、筋交いなど)も納入されました。
せっかく急ぎ納入してもらったのですが、大工さんが「根太はなくても大丈夫」と言って取り付けませんでした(私も言いなりになってしまいました)。その結果、コンパネが滑り落ちて私が足首を捻挫することになりました。
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(3)プレカット 第3弾(窓用壁パネル)入荷 (2012年06月06日)
窓用の壁パネルは上下に分かれており、上のパネルを一人で取り付けるのは重くて困難です。そこで、大工さんがいるうちに取り付けてもらうべく、2日目の夕方に届けてもらいました。
右写真は3日目の朝のもので、流し台脇の窓用パネル上下です。
この日のうちに窓3つ分をすべて取り付けてもらいました。これさえ取り付けてあれば、窓サッシはこれにはめ込むだけで簡単に取り付けることができます。
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