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玄関ポーチ設置工事

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● 概要
 この工程では玄関ポーチの設置を行います。

 土間とポーチは当初の方針から大幅に変更しました。

● 作業用図面 → 設計変更したため下記図面での施工はしません。


左図にポーチと土間の断面を示します。

● 必要部材 (実績の詳細は「建築コスト」参照)
No. 項目 区分 機器・材料 数量 単位 備考
1 地業   プレート 1 レンタル
2 基礎   羽子板付沓石 3  
3  〃    コンクリートブロック 3 屋敷内にあったもの
4  〃   レンガブロック 3  〃
5 枠組み 筋交い用角材(105x45mm)   余りの部材を利用
6  〃 2x4材 38x89x3660mm 3  
7 天板   2x4材 38x89x3660mm 6  
8 塗装   防腐剤(クレオトップ) -   買い置き品(2.5缶)
       


●作業の実施状況
(1)玄関基礎開口部閉鎖 (2012年09月16日)
 土間とポーチの作り方の方針を変えたため、玄関ドアの下にあけておいた基礎の開口部をとりあえず塞ぐことにしました。大雨が降って雨水が床下に侵入するのを防ぐ意味もあります。
 本来なら基礎に穴をあけて鉄筋を埋め込み、型枠で囲んで生コンを流し込むのがベストですが、私の行った簡略(手抜き)作業は以下の通り。
@土間の下には砂を15p位の高さまで盛り、基礎の位置に溝を掘ってモルタルを流し込めるようにしておく。
A基礎作成時に使ったユニット鉄筋の余った部分(格子状)をディスクグラインダーで切り出し、下に突きだした鉄筋を地面に差して固定する。
B玄関ドア下の基礎の外側に細長いコンパネを置き、外側からコンクリートブロックで固定する。
Cモルタルを練って、コンパネと土間下の砂の間に埋め込む。
Dコンパネを上に追加してモルタルを積み上げる。

 ドア底面との間には隙間がありますが、これは発泡スチロールで埋める予定です。



 ポーチの構造はまだ検討中で、現時点ではじっくり考える気力がわきません。屋根材が8枚余っているので、できればこれを使った屋根つきのポーチにしたいと思っていますが、来年になるかもしれません。
 とりあえず、玄関ドアの前に作業台を置き、その周りに石やコンクリートブロックを置いて暫定ポーチとしています。







(2)玄関デッキの設置 (2012年09月25日)
 玄関ポーチは来年じっくり時間をかけて屋根つきのものを作ろうかと考えていましたが、やはり現状の暫定ポーチに我慢できないため、簡易式のデッキを作ることにしました。
 来月母の3回忌の法要を行うので、せっかく作った小屋が玄関で台無しになってしまってもという気もあります。
 そこで、昨夜から今朝にかけて土間と同じデッキ形式のポーチを設計し、近くのホームセンターから2x4材10本、羽子板付沓石3個を買ってきました。(柱は余った筋交い用の角材を利用します。)



 最初に、玄関の前の地面に、地業で使った砕石の余りを敷き固めました。
、当初柱材を持ち上げては落とす原始的な方法で固めようとしましたが、うまくいかないし疲れ果てるので急遽小さなプレートを借りてきて(1日2,000円弱)転圧しました。



 次にデッキの基準となる柱を立てるため羽子板付沓石を3つ並べ水平および位置合わせをしました。





 まず、沓石に載せる柱を同じ高さになるように作り、その奥に側板を水平になるようにビス止めしました。この柱と側板はビス止めして防腐剤を塗ってから羽子板にビスで固定しました。(取り付けてからでは奥の面に防腐剤を塗れないため)

 その後、直交する側板(根太に相当)を水平になるようビス止めした後、手前側の柱を取り付けました。柱の下のコンクリートブロックは屋敷にあったものを使っています。
 地面が水平でないため、横架材が水平になるように現場合わせで柱の高さを調整しています。



 手前側の木材にも防腐剤を塗って今日の作業は終わりにしました。



(3)玄関デッキの設置(続き) (2012年09月26日)
 今日はデッキの下の段のフレームの作成から始めました。これも玄関側のパーツから順に水平器で水平を確認しながら取り付けました。
 一番手前の柱の下には屋敷にあったレンガブロックを敷きました。

 この作業中に市の税務課から二人が家屋検査に来ました(事前に予約していました)。調査内容は家の間取りとサイズ、使っている部材の種類、窓の大きさ、ドアの大きさ、スイッチやコンセントの数などで、これをもとに課税評価額を査定するそうです。
 書斎小屋は地震で被災した母屋の代替家屋とみなしてもらえるので、来年から4年間は課税が半額免除されます。今年一杯がこの特例の期限だったので、今年作っておいて幸いでした。



 最後に天板を張って玄関デッキが完成しました。
 天板は家の裏で裏面と側面に防腐剤を塗っておいたものを取り付け、その後天面に防腐剤を塗りました。
 また、きれいに整列させるために、右側面に板を挟んでストッパを付けておいて天板を取り付け、左側面はまとめて電動のこでカットしました。
 玄関ドアの下の開口部は、下部はモルタルで閉じましたが、上部は青色の断熱材をはめ込んであり外から目につきました。そこで、これを目立たなくするために防腐剤を塗ったところ、時間がたったら表面が融けて崩れていました。何らかの化学反応を起こしたようですが、穴が空くほどではありませんでした。

 本棚や整理棚など家の中の整備は続きますが、とりあえず書斎小屋の建築作業はすべて終わりました。
 ネット経由のアドバイスが全くなかったのは残念でしたが、半年間自分なりに工夫して家作りを存分に楽しむことができました。

 来年は書斎小屋の周りを全面芝生にしてきれいな環境にしたいと思っています。







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