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土間設置工事

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● 概要
 この工程では土間の設置を行います。

 土間とポーチは当初の方針から大幅に変更しました。



● 作業用図面 → 設計変更したため下記図面での施工はしません。
左図にポーチと土間の断面を示します。

● 必要部材 (実績の詳細は「建築コスト」参照)
No. 項目 区分 機器・材料 数量 単位 備考
1 土間基礎 基礎 羽子板付束石 6  
2   〃 柱・梁 米松 45x105x4000o 2 筋交い用材木の余りを流用
3   〃 根太 米松 45x45x1000o 7 遣り方に使用した杭を再利用
4 土間板 防腐処理済み 2x8材 5  
5   〃  〃 構造用合板 12x910x1820o 1 土間高さ調整&表面保護用(交換可能)
       


●作業の実施状況
(1)土間の設計変更 (2012年07月28日)
 ポーチ・土間は当初コンクリートで作る予定でしたが、日程の遅れ等から基礎工事の次に作る予定を後回しにしました。
 その後、いろいろ考えた末、コンクリートで作るには玄関の床工事をさらに先延ばしする必要があり、安易な方向(木製)に方針転換しました。
 右はその設計変更図(断面)です。基本的にはウッドデッキと同じ作りです。土間面はホームセンターで相談した結果、防腐処理済みの2x8材を使用することにしました(2012/07/30に確定)。
 ポーチは横長のデッキにしようと思っていますが、足場解体が遅れており、後でゆっくりやる予定です。当面は暫定措置として屋敷内にある石を積み重ねて段を作る予定です。





(2)土間の基礎作成 (2012年07月29日)
 土間の基礎は羽子板付の沓石(コンクリートブロック)を6個並べ、それに余っていた筋交い用の角材(米松 45x105x4000o)を柱と梁にし、杭として使った米松製の角材(45x45x1000o)を根太として再利用しました。
 コンクリートブロックと柱はボルトで固定し、柱は切り欠いて梁を載せビス止めしました。
 床下との境界にはコンパネを仕切りとして土台にビス止めしました。下の隙間は砂を盛って風が通らないようにします。

 筋交い用の角材は洋室とクロゼット及びトイレの境の壁すべて(6か所)に筋交いを入れる予定で6本手配していたのですが、大工さんがそれぞれの境界の1つを省略したため2本余っていたのです。強度的にも問題ないし、省略した壁の一つには分電盤を取り付けるのに好都合でした。



 土間の基礎は床下の木材でほぼ永遠に表に出ることはないので、防腐剤を塗っておきます。今日はこれまで。



(3)土間作成(続き) (2012年07月30日)
 玄関の床張りを行った後、昨日防腐剤を塗って乾燥させておいた根太を土間の梁(土台)にビス止めしました。

 玄関の床張り工事は土間の基礎を作るまで延期していたので、床張り工程は開始してから約2か月近くたってようやく完了しました。



 土間の部材は良いアイデアがなく、ホームセンターの店員のアドバイスにより防腐処理済みの2x8材を採用しました。玄関ドアとの境界部は細かい加工が必要なので、翌日に持ち越しです。
 この土間の下にも45o厚のスタイロフォームをカットして充填しました。また、土間に接している基礎パッキンには外気が通らないように発泡ウレタンを充填してあります。







(4)土間作成 (2012年07月31日)
 昨日の続きで玄関ドア廻りの凹凸の加工をして最後の板をはめ込みました。この前にドア枠の加工と取り付けをしています。日差しが強くて奥の方が暗く見えます。
 この日は猛暑日(35度以上)を記録した地域の数が今夏最高だったとニュースで言っていましたが、この地域も当然含まれます。
 この数日間は酷暑続きで、熱中症にならないよう、休み休み作業しています。作業していると汗がしたたり落ちて目に沁みるほどです。水分は多分5リットル以上摂っていると思います。この辺は水道水がきれいなので、作業台脇の水道をがぶ飲みしていますし、アクエリアス2Lビンがスーパーで148円で買えるのでこれも1日1本程飲んでいます。また夜は当然ビール1缶で済まないことも…(オリンピックもありますし)。



 この玄関ドアとの境界の板はかなり複雑で、加工に1時間以上かかりました。玄関ドアの下枠の底面を支えるように板を切り欠いてあります。
 この板をはめ込むには一つ手前の板を外しておき、ドア枠の下に横から挿入してから外した板を上からはめ込みます。
 その後板をビスで固定したら土間全体ががっしりしました。コンクリート製に引けを取らないと思います。





 2x8材の面は玄関ドアの下枠の上面より10o程低いため、ほうきでごみを掃き出せません。
 そこで、土間の底面と同じ形に加工した合板を敷きました。この結果、ほうきで掃きだすことができます。
 この板は、後日塗装し、数本のビスで止めおき、汚れや傷がひどくなったら交換できるようにしようと思います。最終的な形は、框(かまち)などを取り付けてから決めます。



 外から見た土間の状態です。外に作業用のデッキを並べ、暫定ポーチとしました。
 足場があると玄関ドアを取り付けられないので、早く撤去してくれるよう業者に依頼しているのですが、なかなか日程を決めてくれません。
 一般ユーザは前金という条件だったので金は支払い済みなので、相手は優先度を低く見ているようです。ただ、1,2週間の延長はサービスしますという条件もあったので、あまり強くは言えないのです。

(5)框&化粧板張り (2012年8月24日)
 石膏ボードを張る前に、框(かまち)と化粧板を張りました。
 框はL型框を採用し、床の下地板にボンドで接着しました。
 土間の床面に貼った合板は一旦外し、框と化粧板を張った後、この板厚分小さくして貼りなおしました。


 2012/09/14追記: 框の養生シートを外して足で踏んでみたところ、軋み音がします。これは施工ミスでした。框の固定は自己判断でボンドで接着したのですが、取付が終わっって框の梱包箱を処分しようとしたら中からポロリとシートが出てきて、そこに、接着にボンドは使わないよう注意書きがあったのです。ボンドを使うと軋み音がすることがありますと書いてあったのです。こんな重要な注意書きは框に貼っておいてほしかったと不満を言っても後の祭り。
 床用接着剤の注入など対策を考えてみたいと思います。

 2012/12/13追記: 床用接着剤の注入は接着剤の粘度が高いのと、適当な注入孔をあけるのが難しいのであきらめています。玄関の出入りの時にたいてい框を踏むので音がしますが、そういう作りと割り切ることにしました。

 また、土間は板敷にしましたが、冬になって雪が降ると除雪用のシャベルなどを土間に置く必要があり、雪が融けて水浸しになりがちです。この現実に接してやはり土間はコンクリートにすべきだったかなと思います。対策としては、水を受ける大きな鉄製(またはプラスチック製)の受け皿を置くことを考えています。







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