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建築を計画するに至った経緯

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● 建築を計画するに至った経緯

 中越沖地震の後、残った離れを増改築する際、家の位置づけを「時々立ち寄る別荘」としていたため、2部屋+台所+浴室があれば十分と思っていました。
 首都圏で会社勤めをしていた間は確かにそれで十分でしたが、引退して暇になってみると自分の好きなことが自由にできる別荘での時間のほうが長くなり、だんだん狭さを感じるようになりました。現役時代はずっとコンピュータ業界で働いていましたので、何をするにもPCを使いますし、色々な書籍がすぐに溜まってきますので、台所のテーブルまわりを書斎にするのに限界を感じるようになりました。

 2009年に物置小屋を作った経験から大工仕事にも少し自信がつき、2010年にたまたま書店で見つけた「自分でわが家を作る本」を読んで書斎を自分で作ってみたいという気持ちが涌いてきました。その本の作者は家作りの経験や色々な技術・ノウハウを写真と図解で、素人にわかりやすく説明しているのです。また、8坪の作業小屋を作る工程をビデオ化しDVDとして販売していたのですぐに買って見ました。この事例では材料費等わずか60万円の費用でできたことをうたっていましたので、そんなに安くできるのかと益々その気になったのです。(書斎小屋建築では住居としての内外装、設備があるため同じ面積でも数倍かかることが後でわかりました。― 使用部材とコストの詳細は「建築コスト」参照)

 こうして建築を決意して準備に入りました。その主な内容は、以下の通りです。
 ・ 設計図を書くためにフリーソフトのJW-CADを使いこなせるようにする。
 ・ 家の基礎を自分で施行するためにバックホー(小型建機)の運転資格を取る。
 ・ 住宅の構造と施工方法を参考書やネット情報で理解する。
 ・ 建築部材の情報(種類、品名、使い方、価格など)を収集する。
 ・ 電気配線を行うために第2種電気工事士の資格を取る。
 ・ 必要な工具を購入し使い方を練習する(大工技術の習得)。

 2010年の9月頃から始めて、秋・冬で必要最小限のことを学び、設計図を作成した後、建築確認申請書を作りました。これを2011年3月7日に市役所に提出して審査してもらっているときに、東日本大震災が発生したのです。建築確認申請は3月の下旬に一部修正して承認を得ることができましたが、震災で断熱材や合板のメーカが被災して建築部材の供給がひっ迫し、材木屋から着工はしばらく待った方がよいとのアドバイスを受けました。

 そこで結局2011年内の着工はあきらめ、家、屋敷内のいろいろな改良作業を行いました。また、第2種電気工事士の資格は9月に無事取得することができました。(筆記は50点満点で48点でした!)

 最終的には2012年の4月に着工し、9月に竣工しました。








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