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玄関ポーチの拡張
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● 施工の経緯と方針 |
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家の増築工事は私がPowerPointで書いた平面図に従って施工してもらいましたが、当時私は首都圏に勤めていたため、大工さんとのコミュニケーションが不十分でした。大工さんや建築士は色々アドバイスをしたいこともあったでしょうが、地震特需の多忙のせいか、当方が書いた図のままに作ってくれました。
東向きの玄関扉の開閉方向は、開けたときに北風が吹き込まないように北側に蝶番をつけてもらいましたが、その結果、玄関ドアから家に入る時にポーチの左端を通ることになり、夜など踏み外す危険がありました。本来ならポーチの幅を左に広げて施工すべきでした。
増築後、2年ほどたってからこの危険性を妻に指摘され、DIYで対応することにした次第です。
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● 施工工事 |
(1) 施工イメージ (2010年10月6日)
拡張ポーチの形状は右図のように、コンクリートのポーチを左に90p延長した形の天板を作り、その前後に1段の階段を設けたものです。奥にあるのは市販の郵便ポストを設置したものです。
詳細な設計図は作らず、このイメージ図を基に2x4材を用いて現物合わせで作ることとしました。 |
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(2) 基礎作り (2010年10月7日)
排水溝とポーチの間は10数pの隙間しかなく、地面の下はコンクリートやがれきが混ざっていて踏み固めるのが困難なため、花壇用のブロックを埋め込んで基礎にしました。
また、ポーチから離れた方は羽子板付の沓石を、穴に砕石を撒いて突き固めた後、埋め込んで基礎にしました。
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片側がコンクリートで水糸を張るのが難しいため、写真のように角材でポーチ上面の水平を出すことにしました。
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(3) 拡張ポーチの施工 (2010年10月7日)
まず、羽子板に2x4の角材を柱としてボルトで固定し、採寸した後、必要な長さにカットしました。
コンクリートポーチ側の柱は花壇用のブロック上において採寸後カットしました。
その他、梁材の採寸を行い、材料をカットしました。
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柱に奥行き方向の梁を上下2本ずつビスで固定したのち、横方向の梁をビス止めしました。
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その他の部材をビス止めして設計イメージ通りの基本フレームを作成したのち、防腐剤を塗ったところです。 前後の階段に体重をかけると傾くことがわかったため、階段の下にありあわせのコンクリートブロックを置くことにしました。 設計上の配慮が足りなくて反省。見栄えもあまりよくありません。
地面との固定は羽子板とのボルト締めのみですが、自重で安定しています。
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天板と階段の天面を張って完成です。
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(4) 完成後の状況 (2010年10月8日)
拡張ポーチの奥に郵便受けを置いたところです。郵便受けはコンクリートブロック1つを台座として利用する簡易なものですが別荘用としては必要十分です。
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斜め前から見たところ。 これで安心してドアを開けて中に入ることができるようになりました。
20011年10月に防腐剤を重ね塗りしました。数年は持つと思いますが、いずれ腐食した暁には(生きていたら)コンクリートで作ろうと思っています。
参考: 書斎小屋のポーチ設置工事
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(5) その後の改良 (2021年9月29日)
10年以上経過し劣化したため作り直しました。 → 母屋の玄関ポーチ改造
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