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2012年豪雪



                            30年ぶりかも
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● 概要
 2012年の雪は私が経験した中では最大級の豪雪です。30年ほど前の正月休みに長男を連れて帰省したときに軒下の雪が屋根に届きそうだったので、ソリで滑って遊ばせたことがありました。それ以来かもしれません。
 2月いっぱいは暖かい関東地方で過ごすつもりだったのですが、連日のニュースで豪雪と雪下ろしの事故が伝えられ、いささか不安に思っていたところ、叔父から積雪状態を知らせる葉書が来てじっとしてはいられなくなった次第です。ゴルフの月例会参加をとりやめて帰ったところ、家の玄関までの除雪は一仕事になりそうです。



2012年2月4日
 叔父より私の家の積雪状態を知らせてくれるはがきが届きました。
 PCを持っていない叔父ですが、美術が専門だっただけあってスケッチは簡潔明瞭、写真よりもわかりやすいです。80歳になっても衰えを感じません。

 これを見て電話したら、その後さらに20p積もったとのこと。

 上から、母屋、物置小屋、農具小屋、車庫の状態です。



2012年2月8日
 本当はもっと早く帰省したかったのですが、前日のミニ同窓会の幹事の任を終えるまで待ちました。
 それを無事終えて朝高速バスで別荘に向かいました。
 引退してからは自宅と別荘との行き来は高速バスにしています。新幹線の半額で済みますし、ゆっくり本を読むこともできますので。また、自宅はマンションのため、1台しか駐車できず、妻が日常的に使うので車で行き来することができないのです。

 朝8時台の高速バスに乗って出かけましたが関東平野は相変わらずの好天です。



 しかし、関越トンネルを越えると景色は一変。朝からの積雪で道路にも雪があり、まだ降り続いている状態でした。







 高速バスを降りて、普通は市内バスに乗り継ぐのですが、天候が悪い上に連絡が悪いため、タクシーにしました。
 別荘へ来てみると屋敷は雪に埋もれて玄関にも近づけない状態でした。これは予想していたことで、県道から玄関までの50mほどは雪の中を泳いでいく覚悟で来ました。



 ところが、バスに乗っているときに叔父から電話があり、着いたらとにかく叔父宅(隣家ですが)に寄れとのことで、行ってみると、カンジキとスコップを用意しておいてくれました。
 これで玄関へのアプローチは楽勝です。



 玄関へ行く途中、物置小屋の雪は落ちていました。非常に緩やかな屋根ですが、トタンの波板の効果のようです。



 農具小屋もトタン屋根(こちらは平板)なので、雪は脇に全部落ちています。

 その向こうの車庫は瓦屋根ですが、これも前の2日間の寒波の一服で雪は落ちていました。





 玄関に近づくとドアは雪に囲まれて全く開けられない状態でした。



 借りたスコップでドアを開けられるように除雪しました。



 玄関の中から見ると階段を上る感じです。1m以上積もっています。
まず、家の中に入ったのは、除雪機のキーを取るのが目的でした。



 母が10年位前に買った除雪機があるので、これを使えば楽勝だろうと甘く考えていました。
 右は除雪機が置いてある車庫から農具小屋に行く道ですが(玄関へは手前で左に曲がります)、道幅が4m未満なので市の除雪車が除雪してくれないのです。そのため、1m超の積雪がずっと続いています。



 農具小屋に寄って持ってきたガソリンを車庫の除雪機に補給したら、エンジンは一発でかかりました。さすがホンダ製です。

 ちなみに私は高校時代からホンダのバイクにのり、車はずーっとホンダに6台乗り継いでいます(最後の1台以外は全部中古車です)。そのせいではないと思いますが、次男は就職先としてホンダを選びました。
 別荘にはダイハツの軽自動車がありますが、これは安くて足として使えればよいとの判断で1年前に10年物の中古車を購入したものです。しかし、使ってみると、ダイハツのエンジンは結構素晴らしくシェア1位だけのことはあると実感しました。また、軽自動車も見直しました。



 話を戻しまして、意気揚々と除雪に向かったところ、この積雪に対しては全くの実力不足でした。降ったばかりのサラサラの雪であれば問題なく除雪できるのですが、降って凍結してまた降ってを繰り返した雪は生半可のパワーでは対応できませんでした。







 結局、除雪機での道つけはあきらめて、足で踏み固めて道を作りました。
 その後は屋根の雪下ろしですが、とりあえずサンルームの屋根の雪を下におろす作業を行いました。昨年作った雪囲いのおかげで、雪がサンルームのアクリル板を圧迫するのは防止できていました。
 しかし、私がDIYで付けた雨樋は雪の重みで完全にアウトでした。瓦屋根の雨樋は雪が上に載らないような位置に取り付けてあり、無傷でした。プロはちゃんとその辺を考えて取り付けているのか、書斎小屋の雨樋取付までに調べてみたいと思います。



 その後、県道に面した車庫の前の除雪も行い、とりあえず別荘での生活基盤を整えることができました。

 屋敷の雪の量は膨大なので、融けるのを待つしかありませんが、体力増強の意味で、毎日少しずつでもスコップでの除雪をするつもりです。
 いずれにしろ、この豪雪では、書斎小屋の着工は4月にずれ込みそうです。



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